1:天気予報をチェックする

気象情報サービスの多様化で、最近は雨が降る場所・時間が細かくわかるようになってきています。天気予報をこまめにチェックすることで、移動の方法を考えたり、傘を用意したりすることでビニール傘を新しく買わなくてすみます。

2:折り畳み傘を持ち歩く

心配な日はなんといっても折り畳み傘が便利。以前にくらべて本当に軽くてコンパクトになりましたよね。

私は最近、日傘にもなる晴雨兼用の折り畳み傘を買いました。なんとなく雲ゆきがあやしい日は、バッグにポンっと入れておくと安心です。

3:傘のシェアリングサービスを利用する

アイカサ
写真提供/アイカサ
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駅やコンビニ、商業施設などに設置されているアイカサというサービスを見かけたことありませんか?

アプリを登録すると傘が借りられて、返すのは国内1600か所あるアイカサスポットならどこでもOK。値段も24時間以内なら140円でレンタル可能。使い放題プランも280円と、ビニール傘1本より安い。

大学生のときにこのサービスを立ちあげた、丸川照司さんに話を聞いてみたところ、

「マレーシアに住んでいた頃、Uberなどのシェアリングサービスがかなり普及していました。急な雨の際に傘を買うにしても家にあるし、タクシーに乗るのもCO2の排出につながってしまうので、資源の消費をせずに傘もシェアリングして借りられたらいいなと思ったのが始めたきっかけです」と、語ってくれました。

傘をみんなでシェアするという発想がすごいですね。

ヘラルボニー柄のアイカサ
rethink project ・豊島区・ヘラルボニーとコラボしたアイカサ 写真提供/アイカサ

会員登録者数は約55万人となり、今はこの傘自体もリサイクルペットでつくられているそうです。

中には、カラフルでおしゃれな傘もあり、障がい者アートをデザインした「ヘラルボニー」というブランドとコラボしたものや、私たちが日頃食品保存の際によく使う「ジップロック(R)」をリサイクルした傘もあるんです!(写真1枚目)

使ってみるとけっこう丈夫で風にも強いのですが、万が一壊れたとしても私たちに修理の負担はないそうです。なによりうれしいのは、雨が止んだら近くのアイカサスポットに返せること。次の人へバトンタッチすることで、1日じゅう持ち歩く必要がなくなります。

最後にこんなご提案…。

4:短時間の雨なら通り過ぎるのを待つ

コーヒーとケーキ
ケーキを追加してしまったためビニール傘代よりちょっとオーバーしてしまいましたが…

夕立ちなど短時間でやむ雨も多いので、カフェでお茶を飲んで待つか、濡れない場所で雨宿りするくらいの気持ちのゆとりをもつのもよいのではないでしょうか。

気候危機はもうまったなしの状況で、今年5月の世界の月間平均気温は、15.91℃と過去最高だったそうです。しかも、過去最高は12か月連続…! 夏が来るのがちょっと怖いです。

梅雨の時期、雨と上手につき合いながら、地球にプラスになる選択を心がけてみませんか?

 

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