傘は住んでいる人と同じ数だけあればいい
すべての画像を見る(全5枚)もちろん、ビニール傘自体を否定しているわけではありません。以前に雪深い土地を訪ねたとき、クリア素材の大きい傘を使ったことがあるのですが、横殴りの雪の中でも視界が見通せて大変助かりました。大雨が多いところでも、色や柄が入ったものよりもビニール傘のほうが「前方が見やすくて、安心」という場合もあるでしょう。また皇室の方々も、メディアの前に出るときに雨が降っていると、お顔がよく見えるようにと、しっかりとしたクリア素材の傘を使っていらっしゃいますよね。
傘に罪はないのです。問題は、「安いから」と、場当たり的に買ってしまうと不要なものになりがち、ということです。
私は、傘のベストな本数は、その家に住んでいる方の人数分と思っています。一般的な4人家族ならば、4本あれば充分。プラス折り畳み傘を活用すれば問題なく暮らしは回ると思います。
たかが傘、されど傘。ちょっとした工夫で、小さな出費を減らしていくことができます。
下村志保美さんの書籍『「お金が貯まる人」の家にはものが少ない』(扶桑社刊)では、ほかにも「貯まる家」「貯まらない家」の特徴や生活習慣が、マンガとともにわかりやすく解説されています。