梅雨前にソファカバー、カーテン、寝具、タオルの洗濯や、エアコン、製氷機の掃除をしておくことでカビやダニ、においを防止。雨の季節も快適に過ごすための、自宅でできる対策術4つをピックアップ。紹介してくれるのは、クリンネスト1級のhanaさんです。
すべての画像を見る(全4枚)ソファカバー、カーテン、寝具…天気のいい日に“大物”を洗濯
梅雨に入ると雨や湿度の高い日が続き、ソファカバー、カーテン、寝具などの大物は湿っぽくなり、困りますよね。ただ、いざ梅雨になって洗濯しようと思っても、雨の日が多く、洗濯できる機会が大幅に減ってしまいます。
そこで、ソファカバー、カーテン、寝具などの大物は、梅雨入り前に洗濯しておきましょう。天気のいい日にしっかり太陽光に当てて乾かすことで、カビやダニの発生を防ぐことにもつながります。ソファカバーやカーテンは、朝洗濯して丸1日干しておけば、夕方には乾いて元どおり設置できますよ。
タオルを除菌してイヤなにおいを防止。浴槽でつけおきもおすすめ
湿気が多い梅雨時期は、タオルから嫌なニオイが発生しやすくなります。タオルのカビやにおいを防いで清潔に保つためには、濡れたまま放置せず、できるだけ早く乾かすことが重要。ですが、それでも梅雨時はにおいが気になるがありますよね。それに、一度蓄積したにおいは、普通に洗濯を繰り返すだけでは取れません。
そこでおすすめしたいのは、梅雨前に一度、酸素系漂白剤でタオルをつけおきし、除菌してにおいの元をリセットしておくことです。バケツで少量ずつ行ってもいいですが、浴槽でいっぺんに行うと、家中のタオルをまとめて除菌できますよ。
エアコンを掃除して、清潔な状態で使えるようにスタンバイ
梅雨に入るとジメジメとして過ごしづらく、エアコンが必要になります。ですが、エアコンの掃除ができていないと、カビやホコリを室内に拡散させてしまうことに…。そこで、エアコンを使い始める梅雨前に掃除して、いつでも清潔な状態で使えるようスタンバイしておきましょう。
まずはプラグを抜いて準備。カバーを開けてフィルターやダストボックスを外し、たまったホコリを掃除機で吸い取り、必要に応じて水洗いします。乾かしている間に、エアコン周辺を掃除し、フィルターやダストボックスが完全に乾いたら元どおり取りつけましょう。
さらに、エアコンは構造上、素人には掃除が難しい内部にもカビやホコリが付着します。内部の洗浄は、市販の専用クリーナーを使う方法もありますが、数年に一度は、プロのクリーニングサービスを利用すると安心ですよ。
清潔なエアコンは、効率よく室内を冷やし、電気代の節約にもつながります。梅雨前にエアコンの掃除をしっかり行って、キレイな空気で快適に過ごしたいですよね。