CASE3:元銀行員が50歳からのちょい攻め投資

攻めの兜を被っている女性
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元銀行員のSさん(50歳)は、長男(22歳)、長女(19歳)、二女(14歳)の4人家族。新NISAとは別に、投資信託に月2万円積み立て中です。月収(手取り)37万5000円で月の投資額は12万円ほど。教育費の目途がついたタイミングで新NISAを開始。

「50代の私は長期の運用ができないと思い、投資額は多めに、つみたて枠と成長投資枠で月10万。投資先は悩んでも正解がわからないので、人気の高さと手数料の安さで選びました」

投資では、いいときも悪いときも毎月同じ額で買い続けるのがこだわりだそう。

「上がる保証も下がる保証もないので、積み立てで購入するのが確実かなと。旧NISAが始まる前から10数年投資しタンクに積み立てをしてきて、時間をかければ利益が出やすいと実感しています。積極的に増やして、目指せ早期リタイア!」

●Sさんの購入銘柄

Sさんの新NISA購入銘柄

【横山さんからのアドバイス】

教育費の目途が立っていて余裕があれば、金額アップも。資金に余裕があって積極的に増やしたいのならば、まずは積立投資枠を月の上限額10万円まで上げることを検討。そのうえで、成長投資枠の積立額を増やすのもあり。

※この記事は取材時(2024年4月4日)の内容です。投資は元本割れのリスクがあるため、自己責任のうえで投資してください