カビ汚れの落とし方
続いて、カビ汚れの掃除方法です。
すべての画像を見る(全11枚)(1) 乾いた状態のまま、カビ部分に直接塩素漂白剤をスプレー。ルーバー部分にも入り込みやすい泡タイプがおすすめです。
(2) 洗剤の表示通り時間をおいたら、ブラシでルーバー内を磨いて洗剤が残らないようしっかりすすぎます。
水アカ汚れはクエン酸スプレーで!
浴室用洗剤や塩素系漂白剤で落とせないガリガリの茶色の汚れは、水アカやカルキになります。そのため、酸性の洗剤を使って時間をかけて落としましょう。
ただし注意していただきたいのは、酸性の洗剤と塩素系漂白剤を併用すると有毒なガスを発生するので、時間や日にちおいてから使用するか、塩素系漂白剤が残ってないのを確かめてから使用します。
(1) 汚れにクエン酸スプレー(水200mlにクエン酸小さじ1)をしてペーパーをはりつける。
今回はティッシュペーパーを使用。上からさらにスプレーします。
(2) ラップをして蒸発させないようにカバーし、1時間以上おいておきます。
今回は3時間ほど置きました。途中でクエン酸が乾いていたら、スプレーして補充します。
(3) 落ちにくい汚れは、プラスチックスプーンなどでガリガリこすると落ちやすくなります。サビの原因になるので、しっかりすすいでクエン酸が残らないようにします。
扉にはホコリとカビだけの汚れだと思っていたら、水アカ汚れが意外とたまっているのがわかりました。クエン酸湿布は1時間だけでは落とせなかったので、時間を少しでも長くできるのであれば長くおくとベター。流し忘れだけには気をつけましょう。
このとおり、黒っぽかった扉が、真っ白になりました。
浴室掃除と同じ手順で掃除する必要がある「ドア下」の汚れ。シャワーが届きにくいので、今日は扉だけきれいにする掃除の日をつくると、集中してお掃除できてよさそうです。
ドア下は、気温が高くなってくるとシャワー回数も増えて汚れやすくなる場所。カビが増えやすい時期になる前に、掃除をしておくことをおすすめします。掃除後はカビ予防マスキングテープなどで予防をしておくことをお忘れなく。
※ 塩素系漂白剤、塩素系カビ取り剤は、クエン酸などの酸性のものと混ぜると有毒ガスが発生するので、絶対に同時に使用しないでください。塩素系の洗剤を使用する場合にはゴム手袋をして、必ず換気を行うようにしましょう。