食べたいものがないときの「シンプル卵チャーハン」

足立さんの卵チャーハン
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自他ともに認める「食いしん坊」でも、ときには食べたいものが思いつかないということも起こります。冷蔵庫いっぱいのおかずのストックにもどれも食指が動かない…そんなときに必ずつくるのが、シンプルな卵チャーハン。

フライパンに多めの油を熱し、まずは卵2個をふわふわ半熟の炒り卵にして取り出します。同じフライパンで、ご飯、鶏ガラスープの素を炒め合わせて、卵を戻し入れ、刻んだ長ネギ(青いところ)を加えてサッと炒めたら完成。

もちろん、ここに焼き豚などを入れてもおいしいのですが、「なにも食べたいものがないな」という日には、昔からくり返しつくっている、この2素材のシンプルなチャーハンがしみじみおいしく感じられるんです。

インスタグラムなどでおいしそうな料理を見かけると、すぐにつくってみたくなる私ですが、ひとりになった今、気ままな食卓を支えてくれるのは、結局、家族がいた頃と変わらない定番の食材や料理なのかもしれません。

 

足立洋子さんのレシピや家事の工夫、夫を亡くしてから立ち直るまでの日々を綴ったライフスタイル本『<さあ、なに食べよう? 70代の台所』(扶桑社刊)は好評発売中。くり返しつくっているおすすめのレシピ、日々食べているものなど食事の知恵も満載です。

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