「かかるお金」と「かけるお金」を区別すること

がんの治療・療養中には純粋な医療費以外にも、病院までの交通費や入院中の家族につき添った際の外食費、パジャマや下着の購入費など、こまごまとした費用がかかり、累積すると思わぬ金額になることも。

きりつめることができない費用もあるので、必ず「かかるお金」と、よりよい治療のための「かけるお金」を区別し、ときには取捨選択をしましょう。

●かかるお金

病気を治すだけでなく、治療に伴う副作用や合併症の治療、その後の体のケアで必ず必要になるお金。

・医師から勧められる治療費
・通院時の交通費
・専用下着費
・入院のための雑費
・文書費

●かけるお金

医師から勧められている治療以外で率先して自身の意思で行いたいと思う治療やケア、環境づくりのためのお金。

・セカンドオピニオン
・差額ベッド代
・保険のきかない治療
・ウィッグサプリメント、漢方
・自宅環境
・こだわりの食事 …など

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