5:すきま時間に捨てる
すべての画像を見る(全8枚)「片づけは、ある程度時間がないとできない」と思っている人がたくさんいます。だから、「また今度ひまなときにやろう」「週末にまとめて捨てよう」と、片づけることを先延ばしにしますよね?
不用品の処理は、まとめて行う必要はありません。2分、3分などのすきま時間にも、ものを捨てることは十分できます。
お湯がわくのを待っているあいだに、キッチンのカウンターの上にある不用品を捨てるのはどうでしょう? 家事や仕事の合間に、ちょこちょこ捨てていきましょう。
6:迷わないルールをつくる
ものを捨てるとき、いちいち悩んでいると、せっかく片づけていても、迷っているあいだにタイムアップ。「捨てる・捨てない」で迷わず、さっさと作業を進められるよう、自分なりに「捨てルール」をつくっておきましょう。
たとえば
・賞味期限・有効期限が過ぎていたら捨てる
・使い道を思いつかないものは捨てる
・収納場所からはみ出ていたら捨てる
・1年使っていなかったら捨てる
・キープしている理由がわからないものは捨てる
実情にあった「捨てルール」を考えてみてください。
7:家に入れるものの方をコントロールする
今回、紹介した方法をすべてやってみたけど、やはり忙しくて片づけられない。そんな人は、捨て作業はしばらくあきらめて、家に入れるものの方をコントロールしてください。
買い物やもらいものに意識を向けて、べつに今必要のないもの、すぐにガラクタになりそうなもの、すでにたくさん持っているものは、家に持ち込まないようにしましょう。
時間はかかりますが、持ち込む方を控えれば、少しずつ不用品が減っていきます。
以上、忙しくてもちゃんと片づけられるコツを紹介しました。忙しいときのほうが集中できることもあるので、だらだら捨てているときより、片づけが進むかもしれません。がんばりましょう!
筆子さんの著書『50歳からのミニマリスト宣言!』(扶桑社)では、上手なものの減らし方や、ミニマリストになってよかったこと、体と心の健康を保つコツなど、これからの暮らしに役立つ内容をたっぷり掲載しています。