1.ランドリールームをつくらず、浴室で干す
すべての画像を見る(全12枚)夫婦共働きなので、以前から室内干しがメインの生活でした。それまで住んでいた賃貸では、リビングに物干しスタンドなどを置いて、部屋干しをしていました。
しかし、それだとくつろぎたいリビングに生活感が。また、来客があるときに、物干しスタンドごと寝室へ移動しなければならず、面倒に感じていました。
ランドリールームがあれば、急な来客でもバタバタあわてなくてすみそうです。それに、一連の洗濯家事(洗う、干す、しまう)が完結できるのも魅力的です。
しかし、その一方で、居室でないスペースに多く割くことは、もったいない気がしました。生活しやすい小さな家が希望なのに、「〇〇専用スペース」をつくると、ムダに家が大きくなってしまうからです。
間取りに悩んでいると設計士から、「浴室も使い方次第で、洗濯物は乾きますよ」と教えてくれました。そこで浴室と、とくに用途を決めていない4.5畳の洋室を室内干しする場所にしました。
写真は、洗濯物を浴室に干しているところです。奥が浴槽、手前が洗い場という関係性。洗濯機(写真右下)から洗濯物を取り出したら、すぐに干せる格好の位置にランドリーパイプを取りつけました。
この向きにしたことで、サーキュレーターの風が洗濯物全体にあたります。
半日ほどで乾くので、洗濯時間をずらしてシーツやブランケットも浴室に干しています。