過剰なストックは持たない

家にストックがたくさんあるのに、特売を見るとつい買ってしまう…そんな悪癖はそろそろやめませんか。

「買いすぎ防止のコツは、トイレットペーパーは1パック、洗剤は1個などとストックの数を決めること。そして、『ストックが最後の1個になったら次を買う』とルールを明確にすることです。特売は定期的にあるので、最後の在庫を使いきるまでに安く買うこともできて、ムダが出ません」

お金をいっさい使わない日をつくってみる

買い物の頻度が増えると、それだけ「ムダ買い」「ついで買い」の危険もアップ。まとめ買いが、出費削減に効果的なゆえんです。

「さらに効果があるのは、お金をいっさい使わない日『無買(むばい)デー』をつくることです。使わないと決めてしまえば、家にあるもので献立を工夫したり、意外と乗りきれるもの」

●節約だけでなく家がすっきりする効果も

缶づめや防災用の備蓄などで消費期限が迫っているものや、冷凍室に眠ったままの食材を一掃するチャンスにも!

「週1回など、定期的にお金を使わない日をつくれば、家にあるムダな在庫もすっきりして、ものを増やさない習慣も身につきます」

ポイントはあれこれ手を広げて貯めない

「ポイントサービスを賢く使いこなすことは大切ですが、あれもこれもと貯めるのはNG。ポイントのために買い物をするようになっては、本末転倒です」

また、すすめられるままにクレジットカードやポイントカードをつくっていたら、管理がおろそかになり、使っていないのに年会費をムダに払ったり、紛失に気づかないなどのリスクも。

「貯めるポイントを絞るほど効率のいい“ポイ活”に。また、楽天ポイントやTポイント、dポイントなどの『共通ポイント』は、複数の店やサービスで横断的にポイントを貯めたり使ったりできるので、いつも行く店や使うサービスが多く対象に含まれているポイントを選ぶのも手」

必要だからすぐに買う、をやめる

「『必要なとき=買いどき』とは限りません。必要なものは、まずメモしておいてドラッグストアやネットショップのポイントアップデーにまとめ買いするのがおトクです。貯まったポイントで日用品などを購入すれば、その分日用雑費が浮きます」

ポイントの還元率だけでなく、通常1ポイント=1円のところ、倍の2円相当で買い物できるなど換算率が高い日も狙い目です。