それでも主食はお米を食べるほうが安上がりに

ご飯
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とは言うものの、普段の私はご飯が主食です。それはパン食と米食を比較した場合の調査結果をうけて、お米を日常食にするのが、いちばん経済的と知ったからです。その米食に比べれば、全粒粉は高価です。薄力粉などよりも高いので、じつはぜいたく品です。ですから「粉焼き」も、毎日はできません。

それにしてもお米だって、決して安いものではありません。そこで、麦を半分混ぜることにしています。昨今注目の「もち麦」ではありません。できれば「もち麦」も試したいけれど、「押し麦」は、キロ約300円に対し、「もち麦」はほぼ倍額だからです。

甘みもない麦を半分も白米に混ぜるというのは、口当たりがそれほどよくなく、好みがわかれるところです。私の場合は、「麦めし」が、絶品「麦とろ」の食材だと想像し、麦ごはんもおつなご飯ものだと思って食しています。「食は想像にあり」です。

それに「押し麦」にも慣れると、やはり「手ごわい」ところに愛着を覚えるようになるものです。五穀米などが出回るようになったのも、栄養価以外に、柔な食感より、手堅い味わいがあるからではないでしょうか。

ゴボウご飯
ゴボウご飯

このところのマイブームご飯は、「ゴボウご飯」や「昆布ご飯」や「ショウガご飯」といった混ぜご飯。麦風味を緩和するのではなく、麦めしの「渋さ」を強調したいゆえに混ぜ込んでいます。

献立は前日に決めておく

台所

ところで、そうした献立は前日に立てておくのが私の決まりです。「食は脳にあり」ですから、栄養を重点的に考えたメニューを抜かりなくメモして、毎晩調理台の上に置いて寝ます。翌朝、それを見てササッと食事を用意すれば、寝ぼけていてもきちんとした食事が採れると思います。昼食も迷うことがありません。

メモは高齢化した私の、大切な伴侶です。買い物にいくときもメモを準備し、それ以外のものは買わないよう、メモを見ながら少しばかりの商品を、一服の清涼剤のように求めて時を満喫するのです。

 

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