STEP.3 「着ていない服」は鏡の前で着てみる

すっきりとしたクローゼットに置かれた鏡の画像。
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ハードルが高いと感じるクローゼットの整理ですが、「傷んだ服」「サイズの合わない服」は手放す基準もはっきりとしているため、整理するのにそこまでむずかしくはありません。多くの人がつまずくのは、そのあとの「いつか着るかもしれないけれど、着ていない服」の整理です。

まだ着られる状態なのでいつか着よう…とは思うものの、なんとなく着ることがないままになっている服。そういった服がたくさんあるという人も多いですよね。着ていない服の整理は、なぜ着ていないのか理由を知ることから。まずは1着ずつ実際に着てみて、鏡の前に立ってみましょう。ポイントは鏡の前で合わせるだけでなく、実際に着てみること。

実際に着てみると、似合っていない、好みが変わった、着心地がわるい、年齢に見合わなくなってきた…など、着ていない理由がわかるかもしれません。まだ着られるのにもったいない、高かったのに…などと思うかもしれませんが、着ていない理由がある服は、残念ながらその後も活躍することはありません。

「今の自分のためのクローゼット」にアップデートするためにも、着ていない理由がわかった服は思い切って手放しましょう。

STEP.4 「明日着たい服」が並ぶクローゼットに

すっきりしたクローゼットの画像。

ここまで整理を進めると、クローゼットもだいぶすっきりしてくるはずです。そして最後の仕上げとして、キーワードにしてもらいたいのが「明日着たい服」。

日々の忙しさに追われて忘れてしまうことも多いですが、服を着ることは本来楽しむべきこと。特別におしゃれをするわけではなくても、お気に入りの服を着ている日は“ちょっといい気分”になりますよね。

そこでクローゼットに並ぶ服が、「明日着たい服」かどうかをチェックしてみてください。実際に着るのはいつでもかまいません。明日着たいと思えるような、ちょっと気分をあげてくれる服かどうかがポイント。明日着たいと思える服は、これから先も活躍してくれる服たちです。(「明日」だけではなく、〇〇に行くとき、△△と会うときなど、具体的に着るときを思い描ければOK!)

「いつか着るかも」「まだ着られる」ではなく、「明日着たい服」の並ぶクローゼットに。今の自分のための、お気に入りが並ぶクローゼットに整理できれば、日々の暮らしも今より楽しいものになるはずです。