今年は空前のスニーカーブーム。おしゃれに履きこなしたいけど、カジュアルになりすぎたり、手抜きに見えるのは心配…。そんな大人のスニーカーのお悩みをズバリ解決します。

上品で洗練されたスタイリングが人気のスタイリスト・石井あすかさんに、大人が今年履くべきスニーカーと、その着こなしのポイントを教えてもらいました。

今年は底の分厚い「ハイテクスニーカー」を履くだけでおしゃれに!

ハイテクスニーカー
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ソールにやや厚みがあり、足元にボリュームが出るハイテクスニーカーが、今年は大流行。

「足首をチラリと見せて軽やかに履くのが、バランスのよいコーデをつくるコツ。ボトムは足首が見える丈を選ぶと、大人でもさりげなく履きこなせますよ」

GUの“ダッドスニーカー”は基本色の黒がおすすめ
GUの“ダッドスニーカー”は基本色の黒がおすすめ

GUでいち早く発売され、大人気となった、3000円台で買えてしまう“おじさん”風のダッドスニーカー。ボリュームのあるデザインながら、ほっそりしたフォルムでキレイめ感もキープしてくれる一足です。

「大人世代は、遊びすぎたり、スポーティーにふりすぎるとがんばって見えてしまいがち。でも、ブランドの定番と呼ばれるようなベーシックなデザインや、白、黒、ネイビーのような基本カラーを選ぶと、デザイン性の高いスニーカーでも手持ちの服に合わせやすく、失敗しません」

一方で、黒いスニーカーは重くなりがちで苦手な人もいるかもしれません。

「ビビッドな色のワンピースに合わせ、さらに足首を少し見せることで、抜け感をプラスしましょう。足元が主役になりバランスがよくなりますよ」

・ダッドスニーカー¥3229(GU) ワンピース¥4309(アース ミュージック&エコロジー ナチュラル レーベル/アース ミュージック&エコロジー トーキョーソラマチ) ストール¥7344(マーファ/ビームス ライツ 渋谷) バッグ¥2149(GU)

白ベースにオレンジのヒモが大人らしいアクセント
ヒモが大人らしいアクセント

幅広いコーディネートに合わせやすいのはやっぱり白ベース。

「蛍光カラーのオレンジのヒモがスタイリッシュな印象に!」

上下淡い色のシンプルな服と合わせて

コーディネートは、上下淡い色のシンプルな服と合わせて、足元を目立たせる「引き算」で考えるのが正解。「靴にボリュームがあるので、ボトムは細見のパンツとの相性がバツグンです」

・ソールフューリー¥10789(リーボック/リーボックアディダスグループ) シャツ¥24840(ティッカ/リフラティ シップス たまプラーザ テラス店) パンツ¥16200(モナーム×ビームス ライツ/ビームス ライツ 渋谷店)

●どんなコーデにも寄り添う、なじませ役のグレーと白のコンビ
なじませ役のグレーと白のコンビ

ゴツめデザインでも重く見えず、幅広いコーデになじむのはグレー×白のコンビスニーカー。

「メッシュ素材で履き心地も快適。長い時間履いてもムレません」

エスニック柄ワンピを合わせる

ハイテクスニーカーは思いきって、エスニック柄ワンピを合わせると、じつはしっくりきます。

「スニーカーがワンピースのリゾート感抑えてくれるので、コーデをタウン仕様にまとめてくれます。今年らしいワイドパンツとの組み合わせは、足首が見える丈にすると軽やかに」

・ナイトジョガー ¥17280(アディダス オリジナルス/アディダスジャパン) ワンピース ¥39960(ヴィド ヴァンスター/リフラティ シップス たまプラーザ テラス店) パンツ¥24840(アシェット/リフラティ シップス たまプラーザ テラス店) 帽子¥20520 (マチュアーハ/リフラティ シップス たまプラーザ テラス店) タンクトップ(スタイリスト私物)

発売中の

ESSE6月号

ではこのほかにも、大人がスニーカーを取り入れる際に陥りがちな悩みを解決するスニーカーコーデ相談室を特集しています。ぜひそちらもチェックを。