●5:重い本棚

読書が好きな私。リビングにある本棚にたくさんの本を収納していましたが、「地震で頭の上に落ちてきたら怖いな」と思い、何度も読み返したくなるような本だけを厳選して、収納ボックスにもなるスツールに移しました。上にクッションを敷いてソファー代わりにしています。

●6:PCデスク

デスクトップPCが古くなったタイミングで、リビングの一角を占拠していたPCデスクを一緒に処分しました。新しく購入したノートPCは薄くて軽く、キッチンでもリビングでもどこへでも持ち運んで作業ができるため、専用デスクは必要なさそうです。

部屋が広く見えるメリット、防災面のメリット

結果、ほとんどの家具が私の身長より背が低くなり、中身を空にすればひとりでも動かせるようになりました(持ち上げて運ぶ場合は家族で協力しています)。
大きな家具を減らすと視界が開けるので部屋が広く見えるし、防災面においても地震で家具が倒れてくる危険性や、高い所にあるものを取ろうとして自分が転倒してしまう可能性を回避できるので、私にとっていいことずくめでした。

家具を処分したり、小さくリメイクしたりすることは正直に言って面倒ですが、その手間を今より体力が落ちている将来の自分に任せることは不安でしかありません。

人生で“今”がいちばん若いとき。大きな家具の処分を60代のうちに済ませておいてよかったと思っています。

 

pocohahaさんの暮らしをつづった書籍『66歳、まずやってみる。人生を愉しむシンプル暮らし』(ponpoco著・扶桑社刊)では、pocohahaさんが50~60代で行った工夫を紹介。インテリア、料理、家事、ファッション、美容、実家の片づけ、人間関係など、生活全般について掲載しています。

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