【ステップ1】オーダーする
「白髪ぼかし」は、美容師さんとのコミュニケーションがなにより大事。“なりたい自分”をしっかり伝えましょう。
まずは髪質やカラー履歴などを確認。白髪ぼかしヘアの参考画像を見ながら、仕上がりのイメージをすり合わせていきます。
「黒木さんは分け目に白髪が多いので、その部分の白髪がぼかせるように、ハイライトを入れていきましょう」(テルイさん)
●オーダーのポイント
1.ハイライトの要望を伝える
白髪を隠したいと言うだけでは、全体をワントーンで染められてしまう場合も。「美容師さんには『ハイライトを入れて白髪をぼかしたい』と伝えることが大切」
2.参考画像を見せる
ハイライトは筋の太さや入れる分量などによって仕上がりが大きく変わります。「仕上がりにズレが出ないよう、希望の画像を見せてイメージの共有を」
3.カラーの履歴をきちんと話す
過去に使っていたカラーリング剤によっては、髪が染まりにくいケースが。「ヘナカラーやホームカラーを含め、カラー履歴は細かく正直に伝えましょう」
【ステップ2】カラーリング
すべての画像を見る(全11枚)筋状に入れるハイライトこそ、「白髪ぼかし」のキモ。白髪が伸びてきたときのストレスもグンと減るはず。
髪を筋状に取ってハイライトを入れたら、全体をカラーリング。
「ハイライトは14トーンのベージュを3mm幅に。髪全体には9トーンのブラウンのカラー剤を使用しています」
【ステップ3】スタイリング
白髪は黒髪よりもパサついて見えるもの。乾かす段階でしっかりツヤを出し、イキイキとした印象に仕上げます。
「根元を乾かしたら、手ぐしで髪を引っぱりながら乾かすとツヤがアップ」。分け目は逆側に引っぱりながら乾かすと、ボリュームが出て白髪が伸びても目立ちにくくなります。