3:遠まわしな言い方をすると伝わりにくい

おしゃべり
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以前勉強会の中で、“自分の言いたいことをどう伝えるか”というテーマで話し合いました。
いつものご自分ならどう言うかを伺い、その方がおっしゃった言葉を私が繰り返し、伝え返してみました。

自分の言葉を自分の耳で聴き、どう感じるのかを伺うと、

ある方は、「なんか嫌です~、嫌味っぽい」。
別の方は、「長いわりに、なにが言いたいのかわからない」と。
「でも、自分はそれでいいと思って言っているのよね」とみんなで笑いました。

こういうことは、少なくないのです。
嫌われないように、嫌な思いをさせないようにという妙な気遣いが、かえって話を長くし、ややこしくしてしまっている様子。

ストレートに「できない」「好みではない」「こうして欲しい」と伝えた方が、わかりやすい場合もあるようです。

4:案外伝えていない「ありがとう」

ありがとう
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家族に「ありがとう」を言うのは照れくさい。普段言い慣れていない人ほど、そうおっしゃいます。
家族だから、言わなくてもわかっていると思う。もちろん、その場合もあるでしょう。

でも、家族皆で「ありがとう」を口にして使い慣れることで、ほかの場所でも、感謝の気持ちを気軽に伝えられるようになったらいいなと私は思っています。

逆に「ありがとうは照れ臭くて言いにくい」とおっしゃる皆さんに、ご自分が言われてうれしい言葉を伺うと、多くが「ありがとう」なのです。おもしろいですね。

ある人が教えてくれました。できるだけ自分が口に出すようにしたら、いつの間にか、家の中に「ありがとう」が広がりましたと。
まずはやってみる、続けてみることが必要なのかもしれません。

ときに家族は、自分の心や体が最も大変なときに、助けてもらったりお世話になる場合がある人たちです。
その人たちにも、気遣いや感謝の気持ちを表しつつ暮らすことで、良好な関係を築くことができることもあるように感じます。

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