ハンズ、ロフト、丸善ジュンク堂書店など全国の文具好きの集まる文房具売り場を持つ13社が、プロフェッショナルの目線から最も旬な文房具を決める「文房具屋さん大賞」。2024年で12回目を迎えました。新年度が始まる4月に向けて文房具が気になる時期。ここでは「文房具屋さん大賞」を受賞した文房具のなかから、編集部が「なるほど、便利!」と思ったグッズを厳選して紹介します。

ウカンムリクリップ
本を開いた状態でキープするウカンムリクリップ(サンスター文具)
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本を開いたまま留められるクリップ

本を開いたまま固定できるブックストッパーには、ページの小口を留めるクリップタイプのものやスタンドタイプのものがありましたが、「ウカンムリクリップ」は見開きをまたいで留めるクリップ。

ウカンムリクリップ

 

レシピ本や参考書などは、両手を離したままで読みたいというケースがあるもの。また最近では、手帖やデコったノートの見開きを撮影してSNSにアップしたいという需要が増えました。“映え”の観点からもこのポップなルックスが支持されているようです。

「文房具屋さん大賞」の審査員たちからは、「機能も映えも完璧!」とニューフェイスのクリップに賞賛の声が集まり、「アイデア賞」を受賞しました。

●ウカンムリクリップ
価格:¥660
サイズ:120×40×76mm
重さ:約49g
カラー:ウォータリークリア、サイレントホワイト、ダークフォグ、ピーチベージュ、スモーキーソーダ、ナイトフォレスト

消しカスが散らばらない消しゴム

Pentel Ain 消しゴム くっつくタイプ
Pentel Ain 消しゴム くっつくタイプ(ぺんてる)

 

リビングやダイニングなどを子どもの勉強場所にする「リビング学習」は、親の目が届く場所で勉強することで親子双方にメリットがあるとされます。しかし、テーブルに消しカスが散らばるのが気になりますよね。

「Pentel Ain 消しゴム くっつくタイプ」は、特殊な成分を配合することで消しカスがまとまり本体にくっつくので、消しカスが散らばらず、手でつまんで簡単に捨てられます。さらに、ケース部分にスリットが入っていることで使用時の消しゴムにかかる負荷を軽減し、消しゴムが折れにくくなっています。

消しカスの行方まで配慮してくれる消しゴム。子どもを持つ親に寄り添う商品として、「消しゴム賞」の1位を獲得しました。

●Pentel Ain 消しゴム くっつくタイプ
価格:¥77(小)/¥132(大)
サイズ:43×18×12mm(小) /65×25×13mm(大)
重さ:12g(小)/27g(大)
ケース色:ホワイト