4.使いきれない文具
すべての画像を見る(全6枚)昔は文房具が好きで、東急ハンズなどで、よく購入していました。キャラクターがついたちょっとかわいいものも好きでした。文房具はそこまで値段が高くなく、小さいものが多いので、わりと気軽に買っていたのです。
そんなことをしているうちに、とても自分では使いきれないほどのノートやペンがたまってしまい、1年ぐらいで自分が使いきれる量だけ残し、あとはすべて捨てました。
ひとつひとつの値段は安くても、数が増えれば、文房具の値段もばかになりません。使いもしない文房具ばかり買ってお金を無駄にしたことを大いに反省しました。
5.雑誌の切り抜きとレシピ
私は、若い頃から本や雑誌が好きで、買い集めていましたが、どちらもある時点であきらめて、大量に捨てました。本はそのまま処分しましたが、雑誌は、未練がましく興味のある記事やレシピなどを切り取って、フォルダーに入れて少し残しました。
インターネットのサイトから印刷したお菓子のレシピの紙も、大量にたまっていました。
これらも、あるとき邪魔になって捨てました。
わざわざ切り取って、1枚、1枚ファイリングしたのに、あとになってそのページを見ることはめったにありませんでした。印刷したレシピも同じです。
このように私は、「いつか使うかもしれない」と思ったのに、使えなかったものをものすごくたくさん捨てた経験があります。本やブログで、「いつか使うかも」のいつかは来ないとよく書いているのも、こんな経験を嫌というほどしたからです。
「いつか使うかも」と思うものは、捨ててもまったく後悔しないと確信しています。
筆子さんの著書『50歳からのミニマリスト宣言!』(扶桑社)では、上手なものの減らし方や、ミニマリストになってよかったこと、体と心の健康を保つコツなど、これからの暮らしに役立つ内容をたっぷり掲載しています。