いくつもある「果実酒・シロップの保存瓶」

三條さんの梅酒イラスト
すべての画像を見る(全8枚)

かなり前に漬けた果実酒やシロップの保存瓶、今もたくさんありませんか?

私も梅シロップを漬けています。作業そのものも無心になれて楽しいし、できあがったものはおいしくて、毎年の楽しみです。それなのに保存瓶が溜まってしまうのは「時間経過」と「移し替え」作業のせいかもしれません。

果実酒やシロップはできあがるまでに時間がかかります。なので、つくったときから比べると完成時にはテンションが下がっています。とくに2瓶目以降になると感動が薄れて、さらにやる気が減っているはず。

こうした時間経過の影響で、しなびた果肉を取り除いたり、飲みやすい瓶に移し替えたりと作業が発生し、面倒になってしまっている可能性が。

三條さんの捨てチェックリスト1

あきらかに傷んでいるもの以外にも、梅酒は3年以上前、梅シロップは1年以上前のものを目安に処分を。また、同種類が3瓶以上ある果実酒やシロップは、最低限の量を飲みやすい容器に移して、残りは機械的に処分していきましょう。

ちなみに、移し替える容器は、保存できるドレッシング容器や、はちみつの空き容器が便利でした。「使うときの手間が少ない」のが飲みきるコツだと感じています。

紹介したチェックポイントに当てはまるものは、罪悪感が生まれる前に機械的に捨てていきましょう。少しでも生活が身軽になるお手伝いができればうれしいです。