冷えにくい体づくりには、食事も重要です。体を温める食材と冷やす食材をうまくとり入れた「食べる温活」で、体の内側から温まりましょう。管理栄養士・柴田真希さんに体を温める食材を教えてもらいました。
温活食材を選んで食事から体質を改善!
すべての画像を見る(全5枚)「体を芯から温めて、冷え体質から脱するためには、毎日の食事の栄養が欠かせません」と教えてくれたのは、管理栄養士の柴田真希さん。スーパーで一年じゅう買えるものから選ぶならなにを選べばいいのでしょうか?
「体を温める食材、冷やす食材は、色や産地を見ればわかります。色は赤、黒、黄色、橙(だいだい)色が温活食材、逆に白や、青、緑は冷え食材。また寒い地域や時季にとれるものは温め食材、暖かい地域や時季にとれるものは冷え食材です。けれど冷え食材も熱を加えたり、温め食材を少したすことで体を温める食事に。食材の組み合わせを工夫して、食事から体を温めましょう」
●体を温める&冷やす食材リスト
<温食材>
野菜:ニンジン、ゴボウなどの根菜類、カボチャ
炭水化物:玄米、そば、全粒粉パン
調味料:塩、みそ、しょうゆ、黒砂糖、梅干し
タンパク質:赤身(肉·魚)、エビ、タコ、貝類、小魚、納豆
飲み物:紅茶、ココア、日本酒、赤ワイン
果物:リンゴ、サクランボ、ブドウ、プルーン
<冷食材>
野菜:葉野菜、ナス、キュウリ、トマト、モヤシ
炭水化物:パスタ、うどん、白米、白パン
調味料:マヨネーズ、ケチャップ、酢、白砂糖
タンパク質:白身の魚、脂身、豆腐、白ゴマ
飲み物:緑茶、コーヒー、牛乳、ビール、白ワイン
果物:バナナ、パイナップル、マンゴー、キウイ、メロン、グレープフルーツ