使いきりテクや収納術など、今すぐマネしたくなるワザが満載の冷蔵庫を拝見。今回は料理家の足立洋子さんに、毎日の料理の手間を最小限にする「冷蔵室・冷凍室」の収納術を教えてもらいました。

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足立洋子さんの「めんどくさくない」冷蔵庫

足立洋子さん
足立洋子さん
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主婦歴約50年のベテラン、足立洋子さんは「70歳を過ぎて、ますますずぼらにみがきがかかってきました」と笑います。

夫が亡くなり、子どもが独立し、4人家族からひとり暮らしへと世帯の人数は変わりましたが、料理や買い物の仕方にはそれほど変化はないのだそう。

冷凍庫
メインの冷蔵庫+冷凍庫の2台体制

「子育て中はとにかく時間がない! そこで編み出した時短料理の工夫にずっと助けられています。今も冷蔵庫には、おかずの素となる『ベース菜』のように、そのまま食べられたり、食材と合わせてすぐに1品が完成するストックが満載。クタクタな日もパパッと食事が完成します」

生鮮食品の冷凍ストックで買い物の手間もカット。“手間抜き”を可能にした冷蔵庫と冷凍庫の活用術とは?

冷蔵&冷凍ストックで調理の手間は最小限に

少量だけ残ったおかずや、保存が利くビンづめや冷凍の「ベース菜」がぎっしり。料理がおっくうなときも食事がパッとでき上がります。

●冷蔵庫は定位置を決めて使い漏らしなし

冷蔵室
冷蔵室。ビンづめは上下逆さまに

冷蔵室は段ごとに入れるものを決めています。「肉や魚は冷凍庫保存なので、残りおかずやビンづめなどすぐ食べられるものが中心」。
甘酢漬けやタマネギのドレッシング漬けなどビン入りの「ベース菜」は上下逆さまに。「こうすると、しっかり漬かった方から食べられます」

トレー

翌日食べる予定の肉や魚は冷凍室から移して、2段目のスタンバイトレーに。賞味期限が迫ったものもここに入れておきます。

予備画像

サラダやゼリーを冷やすために普段はあいたままにしている予備スペースも。

残りおかず画像

朝はパン派の足立さん。ジャムやスプレッド、マスタードなどはカゴに入れてひとまとめにして3段目に。いただきものも忘れずに使えます。