入居に必要な手続きは?

高齢者施設へ見学へ行く女性2人のイラスト
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入居の際は、要介護度や健康状態、経済状況などの審査があります。ほとんどの施設で身元保証人が必要なので、頼める親族がいない場合は身元保証会社を検討しましょう。施設入居だけでなく、入院時の保証や通院付き添い、死後の事務処理委任なども依頼できるので、元気なうちに見つけておくと安心です。

会社選びでは、利用者の預託金が運営資金と別管理か必ず確認を。別管理なら、万が一倒産した場合も預託金が戻ります。会社に出向いて、信頼できるか判断しましょう。

●民間の保証会社のサービスと料金

民間の保証会社のサービスと料金表

認定NPO法人「きずなの会」の費用例。入会時に約64万円を支払い、身元保証、生活支援、葬送支援のいずれか(複数可)を依頼する。別途、年会費(1万1000円)や、契約によっては弁護士法人への金銭預託手数料などがかかる。

一度入ったら「最後」までいられる?

一般にケアハウスやサ高住などは介護度が重くなると住み替えが必要。ただ、併設の介護棟があって移れる施設もあります。介護付き有料老人ホームは基本的に最後までいられますが、長期入院すると病院代との二重払いが負担に。看取りを行う施設では、実績件数を尋ねましょう。件数が多いほど、本気で取り組んでいる証拠です。

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