<7月>夏休みが始まり、ついついお金を使いがち

夏
すべての画像を見る(全4枚)

夏を前に、水着やキャンプ用品などを点検し、買うべきものをメモして。

「先々必要な支出がわかっていると、今使いすぎません。1年も半分過ぎたので、特別支出の年間予算の残高も確認して予算オーバーを防いで」(くぅちゃん)

●お中元

→3000~5000円

夏のボーナスが出た時点でお中元リストの作成を。

「去年と同じではなく見直しも必要。早めに手配すると早割や送料無料になる場合もあるので、要チェック」(塚越さん)

※マイボイスコム株式会社「お中元に関するアンケート調査(第5回)」お中元の平均単価より、金額のボリュームゾーン

●部活・サークルの合宿や大会費用

部活やサークルの合宿に参加した大学生が使う費用は約5万円が目安。

「高校生もスポーツの部活や吹奏楽部などは、合宿や大会への遠征が盛ん。費用の心づもりを」(畠中さん)

●夏期講習代

夏期講習の費用は、3教科で7~15万円程度が目安。5教科や個別指導の場合は、さらに高額になります。

「子どもの進路や適性に合わせて、予算を組んでおきましょう」(畠中さん)

【ポイント】

夏休み予算、用意してますか?

夏休みは、外食や外出の費用がかさみます。

「『夏休み予算』を決めて、その金額内なら自由に使ってもOKのルールに。イライラしないで気持ちよくお金が使えます」(塚越さん)

<8月>子どもが家にいる休み期間は食費と電気代に要注意

帰省する家族
夏休みは何かと出費が増えてしまいます

子どもや家族が家にいる時間が増え、電気代や食費が膨らみがち。

「電気代をケチるのは禁物です。おかずを多めにつくって冷凍保存したり、外食予算を少し多めにとって息抜きしながら、乗りきりましょう」(畠中さん)

●夏休みにかかるお金

→7万2668円

2023年の夏休み予算の平均は約7万円。コロナ禍前の2019年(6万8071円)を上回りました。

「鉄道や飛行機は早割やマイレージを上手に使い、予算オーバーを防いで」(畠中さん)

明治安田生命「夏に関するアンケート調査」(2023年)より夏休みの予算の平均額

●夏服セール

出費が多い8月。買い物は最低限に。

「帰省の手土産は、楽天スーパーSALEなどで先に買っておくとおトク&安心。夏服セールは、本当に必要かよく考えて厳選して」(くぅちゃん)

【ポイント】

夏の電気代は危険!

夏場のエアコン代は痛い出費ですが、節約すると命に関わるので、必要経費と割りきって。

「光熱費があまりかからない月と調整して年間で計画を立てましょう」(塚越さん)