●スイッチにプチストレス!
ただ、暮らし始めてひと月ほど経ったころ、ひとつのストレスを認めます。スイッチの表面が点灯する「ほたるスイッチ」(いわゆるパイロットランプ)を採用しなかったので、電気が点いているのか点いていないのか、スイッチを見てもわからなかったのです。
最初は慣れていないだけと思うようにしましたが、電気を点けるときはもちろん、点いている電気を消すときもいちいち「どれだったっけ」と一瞬考えたり、消灯できたかまたドアをあけて確認したり、やっぱりストレス。
すべての画像を見る(全7枚)また、玄関にあるスイッチのひとつが室外の玄関灯につながっているのですが、室内の電気の点灯をしたつもりが間違って玄関灯のスイッチを押してしまっていても気づきません。
翌朝外出する際、玄関灯が点きっぱなしだったことに気づくという事態が2度ありました。
もうひとつが、洗面所にある謎のスイッチ。照明や換気扇につながっているわけでもなく、なんの変化もないのでなんだろう? と思っていたある日、鏡が熱くなっていることを発見。曇り止めのスイッチだとわかりましたが、間違って押しても点いているか点いていないかが判断できず、これもまたストレスに。
●玄関、廊下、洗面所をほたるスイッチに
この先ずっとこのストレスを抱えて暮らすことは無意味だと感じ、スイッチパネルの変更を家族全員一致で決定。工務店に連絡するとすぐに手配してくれ、取りつけも30分かからず完了しました。
各部屋のスイッチは基本ひとつなのでほたるにする必要はないと考え、玄関、廊下、洗面所の3か所を変更。電気が消えている場所を押せばいいので考えなくてすみますし、なにより洗面所のミラーが熱くなることがなくなり、心も平和に。
商品のみだと数千円ですが、電気業者に取りつけてもらうことで追加工事となり1万数千円かかりました。とはいえ、その費用を上回る心理的効果を感じています。
●ほたるスイッチも視野に
ほたるスイッチ(パイロットランプ)のライトは緑色というイメージがあったわたし。好みでないし、空間もスッキリさせたいし、そもそもその機能は不要だと思っていました。
しかし、暮らしてみるとその小さな光に助けられることは大きいと気づきました。これからリノベーションや新築計画をされる方、もしくはスイッチに日常的にストレスを感じている方は、ぜひ検討してみてください。