●3:平日開催の役員会や回覧板の当番
分譲マンションでも役員会などは定期的に担当が回ってきたのでそこは同じですが、高齢者が多い団地では平日開催な上に、集合時間が18時だったりして、なかなか参加が難しい。顔見知りが多い組織なので欠席を続けると居心地が悪く、なんとなくプレッシャーです。
また、お知らせは回覧板で、当番になれば書類や手紙をポストインして回ります。ネットでお知らせしたらラクなのにと思うけれど、ネット環境が整っていない世帯も多いので×。団地の委員会活動はアナログで、マンションよりも労力がかかります。でも、ご近所のつながりはプライスレスだと思って、粛々と務めを果たしています。
『54歳おひとりさま。古い団地で見つけた私らしい暮らし』(扶桑社)では、団地暮らしのメリット・デメリットや、年金生活の予習としての月12万円生活、お楽しみも大切にする食費節約のコツといったアイデアをたっぷり紹介しています。
さらには、老後の不安やおひとりさまの不安を解消するためのお金の備え方や、困りごとや気持ちを整理する「じぶん会議」のやり方、介護士だからこそ分かった高齢の親とのつき合い方なども収録。これからの暮らしを豊かにするためのヒントが詰まった一冊です。