●1人の外食はサイズに注意

外食
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1人で外食をする機会は少なめですが、その際は小皿をいくつか注文します。ただ1人だとサイズに困ることも…。最近魚不足だからとツナ料理を頼んだら、小皿でもボリュームのあるサイズ! プロの味が楽しめるものの量が多すぎたな、と思うことがあります。

なお中華料理店では10ユーロ前後(1630円前後)で、米類・肉類・野菜類が各々選べる1人用セットのある店舗が多いです。そしてどのレストランも基本的には持ち帰りが可能。自宅でもう一度楽しめるお得感もあり、臨機応変に利用しています。

●友達との時間は食べたいものを

サラダ

友達と過ごすときによく行くところは、野菜が充実したお店です。健康志向もブームで、キヌアやアサイーなどのスーパーフードや、豆類やナッツ類が含まれたメニューが多いのも嬉しいところ。先日友達がヒヨコ豆のコロッケ(写真右7.5ユーロ/1220円程)を選び、一口もらったら栗のような風味で美味でした。日本では食べる機会がなかった食材にチャレンジできるのも、こういったお店を利用する楽しみの1つです。

ときに、巷で噂になっているホットチョコレートを飲んだり、ケーキを分け合ったり…。友達と一緒のときは窮屈にせず、そして1人のときは極力セーブして、体重とお財布に負担がないように心がける毎日です。

●日本食をつくれる環境もあります

調味料

マドリードには日本食材が手に入るお店が複数あり、味噌汁・漬け物・焼き魚など、スペインにいながらしっかりと日本食を調理されている日本人の方もいます。私の食生活は、手をかけず、でも健康は保ちたい、ときどき地元の食事も楽しみたい…と、だいぶ気楽な内容です。でもその無理のない生活が私にはちょうどいいようで、この1年半病院通いがなく、何よりも日本で長年悩んでいた肩こり・乾燥肌・便秘症が解消されました。

海外での食生活は不安に思われがちですが、スペインの食材は、ほぼ日本と同様にそろい、バランスを保つことに大きな問題はありません。ただ調理の負担が多いと面倒になるのが本心…。できるだけ栄養価の高い食材をそろえ、疲れた日はたくさんの具材をお鍋に並べスープにして、冬を乗りきる身体をつくっていきたいです。

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