3人の男の子を育てながら美しさを日々アップデートしている神崎恵さん。そんな神崎さんのキレイの秘密をご紹介! 今回は、おせちやお正月に食べるものについてです。
お正月は「オリジナルおせち」で健康祈願
12月に友人との会話に上るのが「来年のおせち、どうする?」という話題。「うちは洋風」「中華風かな」という声もあれば、おせちは卒業という人も。わが家はというと、昔ながらのおせちもつくりますが、近年は独自のおせちも出すようにしているんです。
昔ながらのおせちは、母や祖母から教わったもの。子どもたちが好んで食べるものではないので、つくるのはごく少量です。それでも美しい日本の伝統を伝えたくて、「黒豆には“まめまめしく元気に働けますように”とか“元気・丈夫・健康な生活を願う”という意味があるんだよ」など、いわれや意味を毎年説明しています。「1個ずつちゃんと食べようね!」というひと言も添えながら(笑)。
●子どもたち用にはおせちだけではなく鍋も用意
一方独自のおせちは「ローストビーフ」や「ジャコの山椒炒め」など。どちらも王道のおせちには入らないものですが、その年の大切にしたいことや家族の健康など、一品一品に意味を込めてメニューを決めています。
たとえばローストビーフには、お肉のタフなイメージにかけて「今年も元気に過ごせるように」という願いを。ジャコの山椒炒めには、「小回りの利く小魚のようにスイスイと進めるように」という思いがあるんです。
ただ、おせちだけでは子どもたちがおなかいっぱいにならないので、メインディッシュとして鍋料理もスタンバイ。大奮発してアワビや車エビが入った高級鍋セットをお取り寄せしたこともありましたが、豪華食材もあっさり若者たちのおなかの中に…。でもいいんです、母ちゃんは残ったおだしでつくるおじやがあれば満足です(笑)。
いつか子どもたちが巣立ったら、彼らはどんなお正月を迎えるのかな? おせち料理はつくる? それとも買う…? 未来のお正月スタイルは多様になっていくでしょうが、わが家のおせち料理がふと心に浮かんでくれたらいいなと思っています。
衣装:ワンピース 31900円(セルフォード/セルフォード ルミネ新宿1店)、イヤリング 3080円(mimi33/サンポークリエイト)