●ものが増えるからこそ、定期的に収納場所を見直す

収納
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過去に定位置をつくり、ものの整理も完璧にできていると思っていても、日々の暮らしの中で必ずものは増えていってしまいます。そのため、定期的に収納場所の見直しは必要です。

全部だし

整理収納の基本は「全部出す」こと。ものが増え、定位置が崩れだした洗面所下のものを整理します。ものを全部出すことで、1年以上使っていないもの、この場所に必要でないもの、洗面所下に再度残しておくものを選別することができます。

ふき掃除

そして、ものを全部出したあとに、空になった収納場所をついでにふく。そうすることで、片づけと掃除を同時進行することができます。

●暮らしの変化で、必要なものも変わる

ゴキブリ対応の置くだけの薬品

たとえば家庭によくある、ゴキブリなどの害虫に効く置くタイプの駆除剤。昨年からペットである犬を飼い始めたので、今のわが家には必要のないものとなります。2年前までは必須だったものも、暮らしが変わると要らないものと変化します。ストックとして2箱保管していましたが、今回の整理で手放します。

<洗面所にある不必要なものあるある>

・使っていないシャンプー、リンスのつめ替え
・使っていない整髪料
・あったことも忘れていた洗剤、掃除用具
・くたびれたタオル
・試供品の数々
・すでに独立して家にいない子どもたちのものなど

洗剤

洗面所から出てくる不必要なもののなかに、買ったはいいけれど、ほとんど使うことがなかった洗剤や、整髪料や試供品などがあります。いるもの、いらないものをしっかりと選別し、不必要なものをおうちから出すことが大事ですね。

ちなみに使わずに眠っていたお掃除用具や洗剤はこの年末大掃除の期に使っていきます。

●人別・アイテム別・使用頻度別などに分けて収納

今回の整理で、「残すもの」として仕分けたものは、100均などの収納ケースに入れてグループ化。人別・アイテム別・使用頻度別など明確にわかるようにしておきます。そうすることで定位置がズレにくく、この状態を長く保つことが可能に。

グループでまとまっているので数の把握もしやすくストック品の買いすぎ防止にもなります。毎日使うものは前列にもっていき、出しやすい、戻しやすいを意識した定位置を決めます。

ぜひ参考にして、皆さんも”疲れない”大掃除を目指してみてくださいね。

後編では「水回り」についてご紹介します。

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