●4.トイレブラシ
すべての画像を見る(全8枚)トイレブラシを使わない話も以前書きました。私はトイレブラシは使わずに、ウエス(古布)を使って手で洗っています。その方が細かいところまで洗えるので便利です。
手が荒れるのが気になる場合はゴム手袋などをつけてください
トイレブラシの使用をやめた理由は、水きりカゴと同じで、清潔に保つのが難しいのと、柄の長いブラシをトイレに常駐させておかなくても、手で十分洗えるからです。
●5.フードプロセッサー
昔、パン生地をつくるときにフードプロセッサーをよく使っていましたが、部品が多く洗うのが手間だし、構造上、手洗いではきれいにしきれないので使用をやめました。最近は、めったにパンをつくりませんが、フードプロセッサーを捨てた直後は、ボールを使って手ごねでパンをつくっていました。
それでも、パンは普通にできあがるし、パン生地以外ではフードプロセッサーはあまり使っていなかったので、手放してよかったです。フードプロセッサーは、なんといってもかさばるし、重くて持ち運びも大変です。
●6.シャンプー
10年ぐらい前に、シャンプー、リンス、コンディショナーなど女性がよく洗髪に使うものをすべてやめました。ケミカルな製品の使用を少しでも避けたかったからです。
それまでは、毎朝、シャンプーしていました。
シャンプーをやめてから、石けんや重曹+お酢の組み合わせで洗髪していましたが、結局、なにも使わない湯シャンに落ち着きました。今は、基本的にお湯で髪を洗って、汚れが気になるときだけ、少し石けんを使います。
私の場合、シャンプーをやめて頭皮のかゆみがなくなりました。
●7.香水やオーデコロン
フレグランス商品もだいぶ前に使用をやめました。
私は若いころ、「調香師になろうかしら」と思うほど、香りに興味がありました。世界の有名なオーデコロンを毎月1本ずつ送ってくれる頒布会に入っていたほどです。お香も好きで、いろいろ買い集めて楽しんでいました。
しかし、化学物質である合成香料が合わなくなったため、使うのをやめました。洗剤やパーソナルケア製品も、基本的に無香料のものを選んでいます。
香りがほしいときは、植物から抽出したエッセンシャルオイルを使っています。
合成香料を使った商品の消費をやめてから、合成香料が使われているアロマキャンドルの匂いが苦手になった気がします。
以上、私が使うのをやめてよかったものを紹介しました。
使用するものが少ないほうが、シンプルに暮らせるので、あまり使用しないものは手放してしまったほうが、楽ですよ。
筆子さんの著書『50歳からのミニマリスト宣言!』(扶桑社)では、ここで紹介した以外にも、上手なものの減らし方や、ミニマリストになってよかったこと、体と心の健康を保つコツなど、これからの暮らしに役立つ内容をたっぷり掲載しています。