あとはストッキングの丈夫なところを利用して、羽毛ふとんを収納するときのひもとしても活用。
どうしても羽毛ふとんは、空気を含んで広がりやすいですが、コンパクトに畳んだあと、ストッキングで固く束ねると圧縮できるんですよ。ストッキングは伸びがよくて、上下に力をかけることに関しては切れることもないので万能です。
それ以外だとブーツスタンド。
股上部分をカットしたストッキングの脚部分に、棒状に丸めた新聞紙を入れるのですが、ポイントは新聞紙をくしゃくしゃにすること。
新聞紙を1枚ずつくしゃくしゃにしたら、一度、手で広げます。それを数枚重ね棒状に丸めます。すると、とてもやわらかい棒になるので足首の部分が曲がって、ブーツの足が入る部分にもフィットするんです。新聞紙のインクには消臭効果があるため、形をキープしつつ脱臭もしてくれるすぐれもの。そのうえ、新聞紙は湿気も取ってくれるのでブーツ自体にカビが発生しにくくなります。本当に素晴らしい。
ちなみにストッキングの太もも部分はお気に入りのリボンで結んだりしたらかわいくなります。自分の手でアレンジできるのも楽しいところです。
●掃除アイテム以外にもアレンジ
ひと手間加えるとどんどん変身していくのも手づくりの魅力。
これはストッキングというよりカラータイツのほうが映えますが、股上部分を使ってシュシュをつくったことも。脚部分をカットしたタイツは腰まわりサイズの筒になります。上下を合わせるように折り返し、中にヘアゴムを通して縫っていきます。意外とクシュクシュっとなってかわいいんですよ。まさか元がタイツだなんて誰も思わなかったはずです。
こうやって考えていくと、本当にストッキングは万能。アイデア次第で何にでも変化していきます。
ただ脚部分は結構使い道があるけれど、腰回りはいまいち活用方法が見つかっていない現実があって…。今は胴回りを含めて、お掃除アイテム以外でも何か使えないか、日々考えています。