●父のように、自然と相手のために体が動く人になりたい

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今回、キャスト陣が作品を表現する際に「愛」という言葉をよく発している本作。作品のテーマのひとつといっても過言ではない「愛」を、藤岡さんは作品からどのように感じとっているのでしょうか。

「戦ってはいるんですけど、それぞれの正義や意味、愛があって、たとえば僕が演じる紅孩児の場合は親子愛があります。ほかにも仲間との絆があったり、本当に愛が大きなテーマのひとつだと思います」

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藤岡さん自身が、人を愛するときや思いやるときに大事にしていることを尋ねると、「勝手に体が動くぐらい気遣いたい」という答えが。

「父が、考えるより先に体が動いて人を思いやったり、困っている人に手を差し伸べたりする人なんです。それがもう体に染みついているんでしょうね。現場の人や家族に対して、そういうふうに動く父をずっと見てきたので、僕も意識的にではなく体が勝手に動くぐらい、相手を思いやったり気遣いができる人になれたら、と思っています。父だけではなく、先輩方もそういうことが現場で自然にできていて、僕もそこから学ぶことが多いです。なにか偉大なことを成し遂げる人はそれが自然とできる人なんだな、と感じています」

●1本芯の通った自分を持った人間に

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舞台、映像と活動のフィールドを広げつつある藤岡さん。俳優として大切にしたいことを尋ねると、「人間としての自分を確立させたい」という答えが。

「その人の内面や人間性は、いくら全く違う人格を演じていても、表情やお芝居のちょっとした動き、表現に出てくるものだと思っています。なので、僕も1本芯の通った自分を持った人間でありたいですね。演技面でいうと、役になりきるんじゃなくて、自分らしさを失わずにあくまで自然体の表現ができる役者さんになりたいです」

その「自分らしさ」については今、見つけるために邁進中と言います。

「いろんなことを素直に受け止められるタイプだと思っているので、そういった部分は大切に、今後もいろんな仕事をがんばっていければいいな、と思いますね」

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  • 応募は満20歳以上の方に限ります。
  • 当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。

【応募期限】2023年11月30日(木)23:59

<公演情報>

西遊記

日本テレビ開局70年記念舞台『西遊記』
脚本:マキノノゾミ
演出:堤 幸彦
出演:片岡愛之助 小池徹平 戸次重幸 加藤和樹 村井良大 藤岡真威人 中山美穂 松平 健 ほか
公演日程:大阪公演 2023年11月3日(金・祝)~5日(日)オリックス劇場
福岡公演 2023年11月10日(金)~23日(木・祝)博多座
名古屋公演 2023年12月27日(水)~2024年1月2日(火) 御園座
東京公演 2024年1月6日(土)~28日(日)明治座
〈札幌上映会&スペシャルトーク〉
12月16日(土)・17日(日)カナモトホール(札幌市民ホール)
公式:saiyuki ntv.jp
企画・製作:日本テレビ