地方移住するにしても不安は、自分の仕事のこと
すべての画像を見る(全9枚)しかし、筆者は移住するにあたり大きな不安がありました。それは「仕事」です。東京から離れると、仕事を辞めなければならなくなるからです。
当時、勤めていたのは金融系。とくに筆者がいた職場は、コロナ禍の時期でも出社が原則。フルリモート可能な部署に異動できる可能性は低く、移住と同時に退職することに。
ただ、地方でも職種を限定したり、テレワークにこだわったりしければ、なにかしらの仕事が見つかるだろうと思っていました。
テレワークができることを前提に家づくりをスタート
仕事は決まっていませんが、移住をして家を建てることは決定。そんな状態で、家づくりをスタートしたのです。間取りは完全にテレワークをする前提で検討。そして、最終的に行きついたのが上の間取りです。
筆者も使えるようにと考え、キッチンの窓際には4mほどのスタディースペースを設置(間取り図の「ワークスペース2」の部分)。おもな用途は子どもたちの勉強用。ですが筆者が同時に使っても、まだまだ余裕があります。
また、寝室の一部にも筆者専用のデスクも造作しました(間取り図の「ワークスペース1」の部分)。
現在は、寝室のデスクで仕事をすることが多くなっています。しかし、子どもたちがいないときなどに、スタディースペースで仕事をすることもあります。