いくつになっても、元気で若々しい人。その老けない秘訣は、暮らしと気持ちのちょっとした工夫でした。ここでは、40歳頃に体調を崩したことをきっかけに暮らしを見直したという、女性の暮らし研究家・近藤こうこさんの「朝の過ごし方」をご紹介します。さらに、食事療法や自然療法による美容と健康促進について著書が多数あるイシハラクリニック副院長の石原新菜先生が、老けない暮らしのポイントを解説!
老けない人の「朝の過ごし方」
体力のある午前中は家事のゴールデンタイム。先どり家事で暮らしと心のゆとりをキープ。
●朝食は発酵食品を意識した和食が中心
すべての画像を見る(全6枚)朝ごはんは和食が定番。「タンパク質やビタミンなど、体に必要な栄養を意識した献立に。腸活のための発酵食品も毎朝のレギュラーメニュー」
【ドクターズチェック】腸活と和食は相性抜群!体の内側から若々しく
若さを保つために効果的な腸活。和食に多い海藻類や根菜類は腸内環境を整え、魚の油の一種であるEPAやDHAは腸内の炎症を抑えて善玉菌を増やす効果が。腸活にぴったりな食材です(石原さん)
【老けないPOINT】“まごわやさしい”を積極的にとるように
「腸の調子は体調に直結するので、豆類、ゴマ、ワカメなどの海藻、野菜、魚、キノコ、イモの“まごわやさしい”は毎日食卓に」。常備菜として、五目豆やヒジキ煮をつくりおきすることが多いそう。
●体のラインが出る部屋着を選ぶ
「緊張感をもっていないとすぐに体型がゆるむので、家でもフィット感のある服を着るようにしています」。ヨガやウオーキング用のレギンスを着用することも多いそう。
●体力のある朝に夕食の準備をする
朝食と子どものお弁当づくりが終わったら、夕食の準備を開始。「『あとは仕上げをするだけ』という状態まですませます。疲れのでる夕方にゼロからつくるよりもラクなんです」