86歳の角野栄子さんのカラフルおしゃれ。喪服もアレンジしておでかけ着に
カラフルで楽しいファッションが注目を集めている『魔女の宅急便』の著者・角野栄子さん(86歳)。じつは、そのコーディネートを担当しているのが娘である作家・翻訳家のくぼしまりおさんです。
「カラフルな洋服は、着ている人を楽しい気持ちにしてくれます」と語るくぼしまさんに、色使いの秘訣を教えていただきました。
●喪服も上手にアレンジしておでかけ着に
シニア世代になると、喪服にはけっこうお金をかけている人も多いのではないでしょうか。
「それをタンスの肥やしにしてしまうのはもったいないと思って考えたコーディネートがこのベストとの組み合わせ」とくぼしまさん。
「喪服自体の生地がけっこうしっかりしているので、カシミア素材のベストと合わせると上品なよそゆき着に活用できます。喪服であることが世間にバレないようにカムフラージュしてくれるショールやスカーフには、キレイな色が入っているものをチョイス。母のコーディネートならば、ここでもカラフルな靴下がいい仕事をしてくれます」
おでかけ着を新調する手間やお金をかけずとも、今クローゼットにあるものでおしゃれを楽しめるんですね!
記事の初出は2021年11月。内容は執筆時の状況です。