上手に食費を減らすポイント

スーパーで買い物する女性
無計画に買い物をすると、むしろ食費がかさんでしまうかも?(※写真はイメージです)
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食費が減ったのは、まとめ買いから小分け買いに変えたからだと思います。
でも、まとめ買いをせざるを得ないご家庭もあると思います。私自身も以前はそうでした。小さな子どもがいて買いものに行くだけでも大変なうえ、最寄りのスーパーまで徒歩25分…。
もし、「小分け買い」が難しい方々へ、3つの食費節約についてご提案いたします。

(1)献立を固定化する

献立を決めずにまとめ買いをしてしまうと、使いきるハードルが上がります。かと言って、毎回違う献立を考えるのも大変です。なので、その都度献立を考えなくていいように、定番メニューをメモしておくのをご提案したいと思います。

100円ショップ等で買える情報カードを活用し、メニュー名と材料をまとめてみましょう。このまま持ち出すこともできるので、買うときもつくるときも迷わずに済みますよ。

献立カード

私はこのようなカードをパソコンで自作しています。

(2)必要なものを10割買うのをやめる

急な予定変更や体調不良で食事をつくれない日はありませんか? 「次の買い出し日まで必要な食材量」を買うのをやめるのも一案です。

レトルトちょい足し

「冷蔵庫になにもない!」と思っても、市販の冷凍野菜や乾物を活用すると意外と乗りきれるものです。

また、あえて自炊にこだわらず「レトルト+ちょいたし」くらいにするのもいいのではないでしょうか。“つくらない”に抵抗がある場合は「防災時の備蓄にもなる」と考えれば、心理的ハードルが下がりますよ。

(3)在庫補充カードをつくる

(1)と同様に、情報カードを活用するアイデアがこちらです。

害虫スプレー

これは消耗品用の例ですが、食品なら「調味料・乾物・レトルト食品」などにも応用できます。ストック置き場にカードも設置。ひとつなくなったら財布に入れて買い出しへ。買いたしたらカードをストック置き場へ戻します。

これらの3つの対策は、もちろん「小分け買い」の方にもお使いいただけます。

 

食費節約の基本は、在庫を把握し、無駄を生まないことです。忙しい日々で細かく管理するのはむずかしいですが、だからこそ、冷蔵庫の中身を少なく保つ「小分け買い」は効果的だと私は考えています。