断熱・通風の工夫:窓や玄関ドア、床を断熱仕様に
すべての画像を見る(全20枚)リビングダイニングにはガス温水式の床暖房を採用。「冬場がかなり快適に。近くに住む高齢の母も喜んでいます」(妻)。
床材は床暖房対応の三層フローリング。床下は、新たに発泡ウレタンフォームをしっかりと充填しました。
リビングにはLow-E複層ガラス入りのアルミ樹脂複合サッシを採用。熱貫流率が低く、冷暖房費の削減にも効果的です。
●階段回りを風通しよく。引き戸で冷暖房や風をコントロール
玄関とLDKをつなぐ位置に、味わいのある引き戸を設置。開閉によって通風や空調をコントロールしています。「昭和レトロの雰囲気を出したいと思い、半透明の型板ガラスと無垢材を組み合わせてコーディネートしてもらいました」(夫)。
壁で仕切られていた階段の脇に、スリット状の開口を設けました。暗くなりがちな階段に光を届け、通風にも役立っています。
●引き戸を取り入れた小上がりで風通しよく。窓の断熱も
キッチンの脇に位置する小上がり。3連の引き込み戸の開閉により、暑さ寒さや風通しをコントロールできるようになりました。全部閉めると壁のようになり、スッキリ。
こちらは引き戸をすべて壁に引き込んだ状態。小上がりは広さ3畳ほどで、ちょっと横になりたいときなどに役立っているそう。奥の出窓は、既存のサッシに内窓をつけて、断熱性を上げています。