(3)オープン収納と隠す収納を使い分ける

コップ類
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扉を開けるという動作にかかる時間や手間はそれほどでもありませんが、それも積み重なれば結構な労力になると考え、食器類はオープン収納にして、取り出したり戻したりする手間を短くしています。食器類は所持数を絞っていることもあり、毎日使用するものばかりですから、ホコリがたまってしまうような心配もありません。

棚

逆に、食材や米、日用品類のストックなどは扉のついた収納スペースや目隠しになるカゴに入れて保管。少し雑に収納してもよいところは、目隠しして、すっきり見せています。

(4)キッチンリセットの途中に子どもたちの様子を見て時短に

寝ている子ども

いつも目の届く範囲に子どもがいるので、安心して家事をすることができます。勉強や遊んでいるところなど子どもたちの様子を見るのは、たいていキッチンでの仕事と同時に行っているそう。家事をしながら子どもを見守れるのは一石二鳥。時短にもなりますね。

●小さな家でコンパクトな工夫をするからこそ生まれた「自分時間」

広い家だと家事をするのもひと苦労ですが、小さな家であれば余裕が生まれます。家事で疲れきってしまうと、子どもと関わる時間が少なくなったり、家族と関わる気力が少なくなったりしてしまうかもしれません。

「キャパオーバーを起こさないよう、自分が無理なく管理できるくらいの大きさの家にしたいと昔から思っていました。8割くらいの力で生活できれば、家事以外の時間も楽しむことができます」

生活空間がコンパクトになるのと比例して家事もコンパクトになったという、shi__________o.ie。さん。おかげで、小さなお子さんを育てながらでも、Instagramの更新や読書、自分の時間を確保することができるようになったそうです。

家族のつながりを意識しつつ、自分自身に合わせて暮らしを最適化させることこそ、小さな家で暮らすメリットかもしれません。