●子ども部屋はあえてシンプルにつくり、フレキシブルに活用

子ども部屋
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shi__________o.ieさんの自宅は、基本的にどこでなにを使用するのかなど、部屋や家具類の使用用途がしっかりと定められています。しかし、唯一子ども部屋だけはつくり込みすぎずシンプルなつくりにしています。

「まだ子どもがひとり、3人家族だった頃に家を建てましたが、将来家族が増える可能性も考えて、子ども部屋は2つに分けられる仕様にして少し広めのスペースを確保しました。現在子どもが3人になったので、人数分の子ども部屋はないのですが、長男と三男の間に、年齢差があるので入れ替わりで使うことも考えています」

物干し部屋

子どもがまだ小さいこともあり、今は寝室として使用しているこの部屋ですが、じつはリビングのエアコンが壊れた際にリビングとして使用したり、虫が多く発生し外に洗濯物を干すのが難しい時期にはランドリールームとしても役に立っていいます。

この部屋のフレキシブルな対応力にはとても助けられているといいます。使用用途を限定しなかったことが、逆に使い勝手のよさにつながっているようです。

●家族が過ごしやすく、心地よく暮らせることを第一に

shi__________o.ieさんの自宅は、家族にとって安らげる場所であること、またくつろげる場所にすることを優先的に考えて構成されていました。

小さく暮らすというと、節約やものを“持たない”暮らし方を意識してしまいがちですが、優先順位は“家族みんなが心地よく暮らせる”ことが大前提。過ごしやすい空間づくりに意識をもっていくことがポイントとなっていました。