デメリットは音。ただ家族の気配と思えば気にならない
扉をなくすことで開放感はでますが、しかし空間がつながることで、家じゅうに音が伝わってしまうというデメリットもあります。
寝室にいても、1階のテレビの音が聞こえます。筆者は前に住んでいた賃貸のときも、家じゅうの扉をあけっ放しにして生活していたので、あまりそこまで気になりませんが、人によっては気になると思います。
ただし、これは裏を返せば、家のどこにいても、家族の気配を感じられると考えることもできます。
開放感を優先して扉のない間取りを採用し、満足している筆者。この結果は、わが家のライフスタイルと相性がよかったという点も影響しているでしょう。ですから、「扉がないのが正解」などと言うつもりはまったくありません。必要なプライバシーとのバランスを考えながら、このアイデアを参考にしていただけたらと思います。