壁面にキッチンツールやバッグなどさまざまなものを引っかけ、浮かせて収納する「壁面収納」。
「壁面収納には、どの100円ショップでも売っているワイヤーネットが便利。フックやピンチと組み合わせると空中収納に」というのは、ESSEが注目する、プチプラグッズや収納に詳しい塩野美和さん。詳しく教えていただきました。
ワイヤーネットがあれば、デッドスペースが「#浮かせる収納」に!
わが家では、さまざまな大きさのワイヤーネットを、家じゅうの壁面にはりつけて利用しています。活用アイデアを場所別にご紹介します。
●キッチンツールは引っかけて収納すれば料理の時短に大活躍
ワイヤーネットに専用の足をつけて立たせ、ワイヤーにフックを引っかければ、立派な収納グッズに変身。大がかりなDIYも必要ないので簡単に設置できます。
すべての画像を見る(全6枚)毎日使うキッチンツールは、出しっぱなしにしてワイヤーに引っかけ収納すると、取り出しやすく使いやすいんです。
用途に応じてフックを増やせば大容量収納になるし、カゴを引っかければスパイスなども収納できて便利です。
キッチンでは油汚れが気になりますが、ワイヤーネットはそのまま丸洗いできるので、お手入れもラクラク。
●テレビ裏のデッドスペースも配線やコンセントの隠し場所に
こちらは、テレビ裏のデッドスペースを収納場所として活用している図。
テレビの裏は配線やコンセントがジャマになりますが、ワイヤーネットとバスケットを使えば、電源タップも浮かせて収納できます。配線もまとめてくくれば表から見えなくてすっきり。
毎日使うハンディワイパーもここに収納しておけば目立たず、掃除のときにサッと取り出すことができて便利です。
※使用中のケーブルはきつくまとめすぎないようにしてください
●バッグの直置き防止&収納の側面隠しに!
キッチンカウンターの内側を隠す為に、側面にブラックのワイヤーネットを設置。
フックを取りつけて、買い物をしたものをぶら下げたり、図書館で借りた本をバッグに入れてつるしています。床に直置きしないので掃除のときもジャマになりません。
●チェストの壁面に設置したワイヤーネットは普段使いの帽子を引っかけるのに最適
ワイヤーラックに、ピンチに挟んだ子どもの帽子を引っかけ収納。セリアのピンチはフックになっていて、ワイヤーラックの網目に引っかけることができるので相性抜群。
子どもでも自分で取ったりかけたり、出し入れが簡単です。
●洗面所の壁面に設置したワイヤーネットはアクセサリー置き場に最適
洗面所の鏡の前で身支度をするので、この場所にアクセサリーがあるととても便利。
でもわざわざ収納をつくるスペースがなかったので、壁面にワイヤーラックを設置して、使いやすいアクセサリー置き場に。
とくにフックタイプのピアス類は、そのまま引っかけるだけなので迷子になる心配もありませんし、ディスプレイしてあるので選ぶのも楽しくなりました。
●ワイヤーネットを組み立てて廃段ボール置き場に活用
ワイヤーネットにはこんな使い方もあります。
四角く組み立てたワイヤーネットを結束バンドで繋ぎ、キャスターをつけて段ボールの管理スペースに。廃段ボールをゴミの日までまとめて置いておけます。軽くて移動もラクラク。
ワイヤーネットのいいところは、難しいDIYをしなくても手軽に使えるところです。
壁面にデッドスペースがあれば省スペースな収納に。アレンジ次第で収納家具に負けない棚になり、不要になったらバラして再利用できる手軽さがあります。
100円ショップで手軽に手に入るワイヤーネットを、ぜひ有効活用してみてくださいね。