●無理して手放さなくていい。人の数だけ暮らし方や生き方の正解がある

――今回初めて書籍を出版されるにあたり、こだわったことや大変だったことはなんですか?

po:今回の本はミニマリスト以外の方にもぜひ読んで頂きたいと思ったので、ミニマリズムを理解してもらうために、文章のわかりやすさにはとくにこだわりました。自分は価値観を押しつけているつもりはなくても、そう受け取られてしまうような表現はなるべく避けたいと思い、担当の編集者さんと一緒に何度も確認したことを覚えています。

本の中でものを手放す方法をあれこれ書いてはいますが、私は無理してものを手放したり、ミニマリストを目指したりする必要はまったくないと思っています。大事なのは“自分らしく暮らしているか、今の暮らしに満足しているか”であり、自分の理想の暮らしを実現するためにもし必要ならものを減らせばいいし、そうでないなら無理せず自分に合ったライフスタイルで日々の暮らしを楽しめばいいと思っています。
人の数だけ暮らし方や生き方の正解があるのだと思います。

――出版してみて、周りの反響はいかがでしたか?

po:出版は小さい頃からの夢だったので、母が大喜びしてくれました。それがとてもうれしかったです。ラジオにゲスト出演させていただいた当日、夫は私以上に緊張してそわそわしていました(笑)。
私がブログを始めたばかりのころからおつき合いがあるブロガーさんやフォロワーの皆さんが応援して下さったり、読者の方からご感想をDMで頂いたりして、ものすごく感動しました。本当に感謝しております。

――今後発信していきたいことを教えてください。

po:世間のミニマリストのイメージにとらわれることなく、自分らしくゆるーいミニマルライフをこれからも発信していきたいと思っています。
読んで下さった皆様に、「ミニマルライフって結構楽しそうじゃない」と少しでも思って頂けたらうれしいです。

 

ponpocoさんの著書『200着の服を8割減らしたらおしゃれがずっと楽しくなった』(扶桑社刊)では、だれでも服を8割減らせるコツや、狭小住宅でも快適に暮らす収納など、無理せず自分らしいミニマルライフを実現するためのヒントが書かれています。

200着の服を8割減らしたら おしゃれがずっと楽しくなった

200着の服を8割減らしたら おしゃれがずっと楽しくなった

Amazonで見る