●ミニマリストでも、自分にとって唯一無二の本当に大切なものは手放しません

――身軽に暮らしているなかでも、「これだけは手放せない」というものがあれば教えてください。

po:精神面で言うなら“自分らしさ”ですね。これを失ってしまうくらいなら、ミニマルライフを選ぶ必要はまったくないと思います。

ものであれば、亡き祖母の形見の指輪でしょうか。私にとって、この指輪はものという枠を超えた存在だからです。大好きな祖母の姿が頭に浮かんで、とても懐かしく穏やかな気持ちになります。思い出の品はほとんど処分しましたが、この指輪は生涯大切にするつもりです。「ものには魂がある」と言う人の気持ちもよくわかります。

ミニマリストでも、自分にとって唯一無二の本当に大切なものは手放しません。というより、大切なものを大事にするのがミニマリストだと思っています。

――今、ものを新たに買うときはどのように吟味していますか?

po:たくさん使うか、見た目が好みで使い勝手がいいか、使っていて満足感があるか、メンテナンスがラクか、今の自分とライフスタイルに合っているか、を基準にもの選びをしています。
この中でとくに重視しているのが最初と最後の項目です。「欲しい!」という気持ちだけで今の暮らしにフィットしないものを選んでも、いずれ使わなくなってしまうと分かっているので、きちんと使うかどうかを大事にするようにしています。

――最近買ったものがあれば教えてください。

調味料
ドレッシングは手づくり派。「夏にピッタリの爽やかな酸味になります」
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po:ドレッシングを手づくりすることにハマっているので、ちょっと冒険していつもより高いオリーブオイルとりんご酢を買いました。すごくおいしくて大満足です! あとは毎夏楽しみにしている、KAGOMEの期間限定トマトジュースプレミアムを箱買いしました(笑)。