●子どもと遊ぶ時間が増え、新しく始めたこと

家族
家族3人で
すべての画像を見る(全10枚)

――今年の夏は非常に暑くて、お子さんと遊ぶのも大変ではなかったですか?

劒さん:自分が子どもの頃は学校のプールに行っていましたけれど、今の日本の夏は…無理です。暑すぎますね。だから遊ぶのはもっぱら室内でした。小学校に入って娘のお友達も増えて、わが家にもよくお友達が遊びに来ます。ただ僕、子どもたちにめちゃめちゃいじられるんです。それもすごくかわいいんですが、子どもたちにたたかれたり、ぶつかられたり、やられまくるんですよ。たぶんですけど…ほかのおうちへ行くとママが出てくるけど、わが家ではパパが出てくるからおもしろがられる…というか。

――子どもたちにとって劒さんは一緒に遊んでくれるいい大人だって認識しているんでしょうね。

劒さん:じつは僕、ちょっと時間ができたこともあって今、週に1回ぐらい小学校の学童のお手伝いをしているんです。子育てを終えた、おじいちゃんやおばあちゃんにまじって送り迎えなどのボランティアをしています。学童では、そういう方たちやプロの職員さんたちが子どもとどう接しているのかとか、どう遊ぶのかとか覚えられるし、今の教育のあり方みたいなものがとても勉強になっていますね。

●夏といえば、怖い話?子どもにとって怖い話はあり?なし?

――劔さんといえば、インスタグラムで連載していた怖い話を集めた『怪のリディム』(扶桑社刊)を発売されました。子どもに怖い話をすることはあるのでしょうか?

劒さん:僕が言うのもあれですが、子どもには、あまり怖い話しない方がいいんですよね(笑)。怖い話を聞いて、夜、寝れなくなったり、トイレに行けなくなったりすると困るから(真顔)。子どもには子どもにジャストフィットする怖い話をなにかしら用意しておくと喜ばれるかもしれません。

――宣伝になっていないけれど、いいんですか(笑)。

劒さん:子どもを寝かしつけた後、親御さんが読んでぜひ楽しんでもらえたらと思っています。もしくは、そこそこ怖いものが好きな子どもがこっそり読むために、ぜひ部屋に置いていただけたらと思います。