●おすすめは、感覚が研ぎ澄まされていく2か月以上

ミンスゲーム2か月目
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毎回本気で見直しをしているつもりでしたが、数日後に同じものを確認したときに「やっぱりいらないな」と思うこともよくありました。そのため、同じ種類のものが後日出てくることも…。

2か月目以降はそれが顕著で、日に日に感覚が研ぎ澄まされていくのを感じました。今まで素通りしていたものが目に留まるのです。少しでも心に引っ掛かりのあるものに対して、違和感を覚えるようになりました。

手放した収納グッズ
収納用品もたくさん余りました。こちらも一部です

4か月目は「今月はさすがにもう無理な気がする…」と思いましたが、感覚が研ぎ澄まされたおかげで、見事にクリアすることができました。しかも、4か月やると1984個のところ、2000個超えの手放すものが見つかり、5か月目も突入しちゃうんじゃないかという勢いでした。

●家の中が使いやすく、掃除がしやすくなった!

片づけのプロという職業柄、自宅収納に関する悩みはあまりなかったのですが、困っていないと思っていた場所が以前よりとても使いやすくなったのには驚きでした。もちろん、単純にものが減ったことで使いやすくなったのもありますが、スペースがあいたことで本当に置きたかった場所に置けるようになったり、掃除がしやすくなったりといいことづくめ。昨年やってよかったことのナンバーワンです!

スチールラック

当時、中学1年生だった娘は、スチールラックにあったものを大幅に減らし、リビングに「懸垂マシン」を置きたい! という願いを叶えることもできました。

そして、たくさん手放したからこそ、私はその後の1年で捨てるものが大幅に減りました。手放すかどうかを気にしなくてよくなった、といった方がしっくりくるかもしれません。

ミンスゲームは月の初めの1日から始めなくても、遡ってカウントしたり(たとえば、5日に始めた場合、1~4日分の計10個をその月内に確保する)、10日のスタートにして翌月の9日に終了というのもありなので、いつからでもチャレンジしてみてくださいね。