●年齢を重ねて思うこと
すべての画像を見る(全7枚)犬は9歳(人間年齢に換算したら約52歳)になりました。まだおじいちゃんではないが、若者かと言うとそうでもないお年。9年を生きた分だけの風格が見える。そして同様に私も年を取る。犬がやってきたときは23歳で今年32歳となった。
「やっと涼しくなったなぁ」日が暮れた散歩道。私の声はけたたましい蝉の鳴き声にかき消されずに犬に届いているのだろうか。じっと犬を見つめれば、白髪が生えはじめて以前と比べてうっすら白い毛並み。9歳の犬と32歳の私。ふと共に老いる喜びと、共に生きる切なさが泉のように湧いて、心のひだが震える。これが“ぬくもり”ってやつだろう。ほんで犬でも人でも青い時代を過ぎてからがまた一際おもろくなるんよな。どの年代になっても「“今”が一番おもろい」と思い続けたい、もちろん犬の隣で!
いやはやしかし暑さの厳しい日々、どうか健康第一でご自身を大切になさってくださいね。私も自分と犬の健康管理を心がけます。そしてみなさまが心身ともに健やかに夏を過ごせますよう、和歌山からお祈り申し上げます。