電気代やガス代をはじめ、物価上昇が続く昨今。50代からの暮らしにまつわる「これってどっちがおトクなの?」という素朴な疑問に、プロが回答! 今回は料理をするときの光熱費について、東京電力エナジーパートナー株式会社の中村剛さんに教えてもらいました。
料理をするときの光熱費…おトクになるのはどっち?
電子レンジや冷蔵庫などの家電について、光熱費がおトクになる使い方を専門家に教えていただきました。
●野菜を「電子レンジ調理VS鍋でゆでる」
すべての画像を見る(全3枚)⇒電子レンジ調理がおトク。水道代、時間の節約にも!
野菜の下調理をするのに、鍋でゆでると、水を沸騰させるためにガス代が多くかかります。電子レンジ調理にすれば、ホウレンソウやキャベツなどの葉野菜は約¥940、ブロッコリーやカボチャは約¥1000、ジャガイモやサトイモなどの根菜は約¥860、年間の光熱費がおトクになります(東京電力・中村さん)
●ここもチェック:使い方に気をつけたい家電
(1)電気保温ポット
⇒長時間の保温をやめると年間約¥3330おトク!(※1)
1 電気ポットに満タンの水2.2Lを入れ沸騰させ、1.2Lを使用後、6時間保温状態にした場合と、プラグを抜いて使用時に再沸騰した場合の比較(経済産業省 資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」より)
(2)テレビ
⇒画面を明るすぎないように設定すると年間約¥840おトク!(※2)
2 テレビ(32V型)の画面の輝度を最適(最大→中間)にした場合(経済産業省 資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」より)
(3)電気便座
⇒設定温度を低くすると年間約¥820おトク!(※3)
3 便座の設定温度を「中」から「弱」にした場合(貯湯式)。冷房期間はオフ(経済産業省 資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」より)