●なぜか筆算しないうーちゃん

家の近所に公文があるので、ちょっと行ってみました。年長の子どもにひらがなを教えてもらえるか聞いてみたところ、そういった学習指導をしているとのことで、今月後半から無料学習体験会があるとのことで、早速申し込むことにしました。

その際、ふと3年生のうーちゃんが勉強はそれほど苦手ではないのだけど、算数でとにかく筆算をしようとしないことについて聞いてみました。

とくに繰り下がりのある引き算で、4桁ともなると暗算ではどうにもならなくて、苦しんでいるので紙に書いてごらんと言いました。

引き算を間違う二人
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それでも暗算でがんばっているので、僕が紙に書いて筆算をしてみました。スマホの計算機で答え合わせをすると、うーちゃんも僕も間違っていたので驚きました。4桁の繰り下がりは紙に書いても難しい。

そんなことを公文の人に聞いてみたら、なんと公文では筆算をせずに計算する力が身につくと言うのです。

公文に乗り気のうーちゃん

「うーちゃん、公文に行くと筆算をしないで計算ができるようになるってさ」
家に帰ってそう告げるとうーちゃんが目を丸くしてうれしそうにしました。大いに乗り気なようです。うーちゃんの体験学習も申し込むことにしました。

 

●算数は基本でつまずくと大変!

2人分ともなると料金が大変です。国語も大事ですが、算数はどこかで苦手な部分が生じると、そこが後の学習に影響を及ぼします。苦手な部分をなるべくつぶしていくことが大事です。

僕自身は、デシリットルをよく学ばないままここまできています。いまだに何回聞いても覚えられなくて、日常生活やその後の学習に大きく影響を及ぼす部分でないからそれほど問題ではないですが、これがほかの重要部分だったら大変なことです。

しかし、うーちゃんはしっかりと九九を覚えていて、それだけでももう算数の大半はOKなような気もします。割り算もそれほど苦手ではないようです。九九を覚えたら大人になっても大体大丈夫。4桁の引き算なんて普段は計算機がないと無理じゃないでしょうか。とはいえ、勉強についていくことも重要なので、「普段使わない」なんてことを本人に伝えるわけにはいきません。

 

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