●ベッドが物置状態!母の部屋

・効いたひとこと:「ベッドで寝ようよ」

片づけ前の寝室
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母の寝室はものでおおわれ、ベッドは使えず、リビングの布団で寝ていたことが発覚。「娘として、母には健康的に暮らしてほしいと伝えました」

・効いたひとこと:「最近の布団は安くて軽いよ」

押し入れの中の布団

昔の重い来客用布団の上げ下ろしは体にさわると伝え、手放したらもっといいものが見つかると説明。「納得して捨てることに同意してくれました」

・効いたひとこと:「風通しよくなったね!」

片づけ途中の寝室

タンス上の段ボールを処分したことで、風を感じられる空間が出現。「母が『こんな暮らしがしたかったの~』と、掃除を始めたのでびっくり!」

【母を巻き込むとこんな幸せが】

→母が健康になった!

片付けた後の寝室

長年ため込んでいた祖母の遺品などを思いきって捨てた結果、ベッドで寝られるように。「いい睡眠をとれるようになったおかげで、気力、体力ともに充実し、笑顔も増えました」

 

家族で“円満捨て”できたポイント

みやさんが家族とともに捨て達人になれたポイントを、3つ教えてもらいました!

●手放すときは全力で手伝う

家族がやる気を見せたら、捨て方を調べたり、ゴミ袋などの必要なものをそろえたり、フリマアプリの相場をチェックし「高く売れるよ!」とあと押ししたり。「手放すハードルを取り除いてあげることが、いちばんのサポートに」

●ときどき「使ってる?」と聞く

本人が持っていることすら忘れているものに対して有効。「“そういえば使ってないな”と意識してくれるように。その際、なぜ使ってないのかも併せて聞くと、手放し率もアップします。ただし、しつこく言うのは逆効果」

●「すっきりしたね!」を共有する

過ごしやすくなった、動きやすくなったなど、捨てて変わったことを具体的に口にすると家族の意識も次第に変化。「大きな声で“気持ちいいね”と伝え、ものを手放すとハッピーがやってくる感覚を共有します」

ティータイム

イメージしたとおり、夫婦や家族でくつろげる空間が手に入った!