生活に欠かせないテレビやパソコン、スマートフォンなどに必ずついているのが、配線コードです。どんなに部屋を片づけても、インテリアに気を使ってもゴチャゴチャの配線コードが見えているだけで生活感が出てしまうことも。
「配線コードを整えておくと、お部屋の生活感が出にくく、お掃除もラクになります!」と語るのは暮らしをラクにする収納に詳しいサチさん。配線コードの隠し方と整え方を教えてもらいました。
脱・コードが這うお部屋!すっきり収納のコツ4つ
●(1)床にダランとなったコードは壁と同化させる!
配線コードは黒色のことが多いので、白い壁やフローリングから浮いてしまい目立ってしまいます。
コンセントタップや延長コードを購入する際は、白色のコードのものを選ぶだけでもだいぶ目立たなくなります。もともと家電などについているコードが黒色の場合は、配線カバーを。わが家では100円ショップで購入した配線カバーを使って、コードを壁と同化させています。
カットした配線カバーを壁にはりつけて、コードを入れてカバーを取りつけます。
壁と同化してすっきり見えるうえ、掃除もしやすくなりました。
●(2)コンセントタップは浮かせる収納に!
AV機器が多いテレビ台まわりはコンセントタップを使っている方も多いと思います。しかし、テレビ台の上にコンセントタップが置かれていると、ごちゃついて見えるうえ、ホコリもたまりがちに。
置かずに浮かせる収納にすれば、掃除がしやすくなるうえ、死角に置くことで見た目もすっきり!
わが家ではテレビの裏に結束バンドでワイヤーネットを取りつけて、コンセントタップを浮かせる収納にしています。
テレビ台の上にコンセントタップを置かないことで、生活感が出づらくなります。
※コードを束ねる際は、無理に力を入れて折り曲げないでください。また、通気性に気をつけて設置し、ホコリをためないよう掃除をしてください。
●(3)スマートフォンはスタンド一体型電源タップですっきり!
スマートフォンのコードがジャマになる原因は、電源とスマートフォンの置き場が離れているから。それならば、電源タップを置き場所にすれば解決します。
使っているのはコンセントタップ、USBポート、スマホスタンドが一体になった壁さし電源タップです。これなら床などにスマホを置くことなく充電できるので、掃除もラクなうえ、コードを踏んで断線する心配もありません。
私が選んだのはFargoというメーカーの木目調のものですが、インテリアになじむ見た目も気に入っています。
●(4)ルーターはバスケットにまとめる!
パソコンを置いているワークスペースには、ルーターや配線がたくさん。
そのルーターをまとめるのに使っているのが、ニトリの積み重ねバスケットです。
このバスケットのおすすめポイントは、持ち手の穴からコードが通せることと、穴から熱が逃げること。
ホコリよけにリネンの生地をかぶせてしまえば、見た目すっきり。ナチュラルなラタンバスケットでインテリアにもなじみます。
コンセントの位置や家具の配置によって、配線まわりの整え方は変わってきます。最近は100円ショップからも配線隠しアイテムがたくさん発売されているので、家に合った使いやすいアイテムを選んでみてくださいね。