●デニムは「スラックス」のつもりでキレイに合わせる

大人カジュアルの解決法イラスト
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(1) 脚のラインが出ないセミワイドシルエットを選ぶ

まず、今デニムを買うなら、シルエットはストレート、太さはセミワイドくらいのものを選ぶのがおすすめ。ある程度ゆとりのあるサイズ感で、ピタピタしていないことがポイントです。これなら、脚のラインもあらわになりません。大人はあまりボディラインをあからさまに見せない方が上品な印象を与えられます。

また、ぽっこりお腹が気になるからといってローライズを選ぶのはおすすめしません。ハイライズやミドルライズのほうがバランスがよく見えますし、お腹はデニムにのせるより収めた方が◎。気になる場合は、補正下着を着用するものあり。

 

(2) ジャケット、シャツ、アクセサリーetc… キレイめアイテムと合わせる

私たちはついつい「デニム=カジュアル」と思いがちですが、40代からのデニムは少し考え方を変えてみて。大人っぽく上品なスタイリングをするためには、「デニム=スラックス」だと思ってコーディネートするとうまくいきます。

スラックスに合わせると思えば、おのずと選ぶのはシャツ、ブラウス、ジャケット…などキレイめなアイテムに手が伸びるはず。ネックレスやピアスなどのアクセサリーもきちんとつけることで、デニムのコーデの格が上がり、上品に見えてきます。

 

●40代、大人の正解デニムコーデ2つ

コーデイラスト

ということで、正解コーデはこちら!

左は、ストレートデニムにきれいめシャツを合わせた例。パールネックレスのような上品なアクセサリーを合わせることで、40代らしい落ち着いた雰囲気の着こなしに。

右は、太めのバギーデニムに黒いブラウスを合わせた例。Tシャツだとカジュアルすぎる印象になってしまいますが、華やかなブラウスなら、品のある大人の着こなしに見えてくると思います。足元がサンダルであることもポイント。

「デニムにはスニーカー」と思いがちですが、「デニムを大人っぽく上品に履きたい」と思ったら、足元はなるべく華奢な、女性らしいアイテムを選んだ方がうまくいきます。ペディキュアをキレイに塗った素足がチラリと見えるのもすてきですよ。

●ジャケット合わせなら間違いなし!

山本あきこさん

私のある日のデニムコーディネートはこんな感じ。デニムにTシャツだけではカジュアルになりすぎてしまいますが、ジャケットを羽織ったり、キレイめなレザーバッグを合わせることで落ち着きのある雰囲気になっているのではないかと思います。デニムは、20代、30代とは違う着こなしを工夫するのも大人のおしゃれのひとつ。ぜひ、これからもデニムを楽しんでいただけたらと思います。